デル・ソーレの『バリスタ 横山千尋』
イタリアン・カフェの技術者及びジェラート職人としての日本の草分け的な存在であると同時に権威です。2002年に第1回のジャパン・バリスタ・チャンピオンシップに優勝し、日本人としてWBC世界大会に初参加をはたしました。2004年3月のジャパン・バリスタ・チャンピオンシップに再度優勝し、6月に行われたWBC世界大会(イタリア)に日本代表として出場し、10位入賞。同年10月、ラテアート競技会に出場し、2位入賞。
クオリティを重視し、技術を伝え、広めることを使命とし、2001年6月に(株)フォルトゥーナを設立し、『デル・ソーレ』ブランドの店舗を展開しています。
横山千尋 経歴
    1983年 
大阪あべの辻調理師専門学校卒業
卒業後フランス リオンのビストロにて修行
    1984年 ミラノ、東京にてジェラートの修行
    1985年 ジェラートショップ 『ネーべ ・ デラ ・ ルーナ 神戸店』オープン。
イタリアジェラート協会、日本初の認定店
85・86・87年 エキシポ・イン・ミラノ(アイスクリーム世界大会)にて、3年連続金賞を受賞
    1986年 池袋西武百貨店B1に『ネーべ ・ デラ ・ ルーナ』オープン
    1994年 ミラノのバールにてバリスタ修行
    1996年 大阪 箕面にトラッテリア『ドルチェ ・ ヴィータ』オープン
東京 初台にバール『ドルチェ ・ ヴィータ』をオープン
    2000年 TKフーズ(株)の親会社 (株)FMI コンサルティング室に異動。
現場指導・セミナー・講習会・講演会・メニューアドバイス・商品開発を手掛ける。
    2001年 5月 (株)FMI 退職。
5月 フジTV主催『イタリア祭り』in有明ビックサイト 出店、講演。
6月 (株)フォルトゥーナ設立。専務取締役就任。 
    クオリティ開発担当役員。
    2002年 5月 第1回日本バリスタチャンピオンシップ優勝
5月 世界バリスタチャンピオンシップ出場。
  参加28カ国中9位
    2004年 3月 第3回日本バリスタチャンピオンシップ優勝(2回目)
5月 世界バリスタチャンピオンシップ出場。
  参加40カ国中10位

10月 ラテ アート世界競技会(シンガポール開催) 2位 
    2006年 5月 IIAC(国際カフェテイスティング協会)会長ルイジ・オッロ氏と共に、 東京・大阪にてカフェセミナー開催
7月 横山千尋著『BARISTA BOOK〜トップバリスタのすべて』 出版(旭屋出版より)
    2009年

3月 横山千尋著『ITALIA BAR』 出版(旭屋出版より)

ジェラートに続き、イタリアン・カフェ抽出の技術者(バリスタ)の日本の権威として精力的に活動。
現場指導・セミナー・講習会・講演会・メニューアドバイス・商品開発を担当。現在に至る。
BARISTA
バリスタ(barista)とは、直訳すると、『バールで働く人』の意。
バリスタに求められるものの第一は、安定した高いクオリティのカフェの抽出技術。第二はバールの看板としてお客様を楽しませる接客、サービス能力、さらにワインやカクテル、グラッパ他商品全般の知識です。優秀なバリスタはこれらの要素を持ち合わせたスペシャリストといえます。
■4つの“M”とイタリアン・カフェ
イタリアでも本格的なエスプレッソを家庭で飲むことは出来ないと言われています。ですからイタリアの人も本格的なエスプレッソを求めバールに足を運びます。
本格的なエスプレッソとは、4つの“M”の調和と融合といわれます。そして4つの“M”のうちの“Mano(熟練した技術者)こそが最も重要な“M”であり、バリスタと呼ばれます。
カフェもジェラートも、同じマシーン、同じ素材を使っても作る人によって味に大きな差が出ます。マシーンや素材以外にも様々な要因が影響するためです。ですから腕の良いバリスタこそが、本当に美味しいカフェをいれることができるのです。
Mistura 豆の配合・混合 新鮮(管理・保存も重要)でおいしい豆
Macinino 豆の挽き方
細かい挽き方
細かいカッティングが出来る専用ミル
Macchina マシーン 90℃、9気圧の圧力で20〜30秒でエスプレッソ抽出するための本格的な業務用マシーン
Mano 技術者 豆の挽き方。そしてタンピング(挽いた粉を抑える手の力加減)、その時々の豆や天気にあわせ、機械を使いこなすプロフェッショナル
ESPRESSO
バールの原点、それは美味しい一杯のエスプレッソ。
カプチーノやマッキャートなどは全て、エスプレッソにミルクを加えることでできるエスプレッソのアレンジメニューです。だからこそ、美味しいエスプレッソを抽出出来ないお店は、その他のカフェも真に美味しいものを提供することはできません。一杯の美味しいエスプレッソを煎れる事が出来るか否か、まさにバリスタの真価が問われるところです。
■エスプレッソの量と抽出時間
美味しいエスプレッソは20〜30ccが基本。また、抽出時間は20〜30秒と短いものです。90℃、9気圧の圧力をかけたお湯で瞬間に抽出することで豆の持つ旨み成分だけを抽出しカフェインもドリップやサイフォンコーヒーの3分の2程度と少なくなります。抽出時間が長くなれば、それだけカフェインや雑味成分も抽出してしまうのです。
■エスプレッソの旨み
エスプレッソの旨みはアロマ(香り)とクレマ(クリ−ミーな泡立ち)から成ります。アロマは揮発性オイル成分であり、ヘーゼルナッツ色の細かいクレマがアロマを閉じ込めます。アロマ成分が上手く抽出されていればクリーミーな泡が出来ます。この泡がすぐに消えてしまうエスプレッソは旨みが十分に出ていません。
■エスプレッソの愉しみ方
3口で、苦み、香り、甘みを愉しみます。
■エスプレッソの効用
エスプレッソの成分には胃酸の分泌を活発にするものが含まれています。食後にエスプレッソが好まれる理由です。
■カプチーノ
本物のまろやかな風味、きめ細かいフォームドミルクは業務用マシ−ンのパワフルな蒸気とそのマシーンを扱うバリスタの技術のハーモニーで、バールならではの味わいです。
■マッキャート(イタリア語で“染み”の意)
旨みが十分に出ているエスプレッソに少量のフォームドミルクをたらしたカフェ。ファームドミルクが“染み”のようであることからこの名前がつけられました。